障害児を入れ物のほうで決めないこと
情緒障害学級と特殊学級との区別はどうもはっきりしません。
たとえば知恵遅れがあって同時に性格行動上の問題があると、どちらの学級が良いかは容易にきめられないのが普通です。
しかし、肢体不自由と精神薄弱の養護学校との区別はどうでしょうか。
最近のように重複した障害が多くなると、入級時の判定によって決めざるを得ません。
ところがこれが容易ではないので、結局は経過をみながら、その子どもに最も適した教育の場を決めていくことになります。
現在のところ養護学校間の自由な交流はまだ十分ではありませんが、将来は、このような相互交流が子どもの障害によって楽に行える必要がありましょう。